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グルコサミンの真実

私のお薦めするサプリメント成分は、グルコサミン

5.痛みを伴う故障部位は筋肉か関節か腱か靭帯かを知る事が大切です


故障部位

スポーツ選手に故障はつき物ですが、運動前後のウォーム・アップとクール・ダウンそれに付随した十分なストレッチを正しく行いBCAAサプリメントを上手に活用することで故障は明らかに減少するはずです。
しかし不幸にして痛みを感じる部位が発覚した時には、その部位が筋肉なのか、靭帯や腱なのか或いは関節や骨であるのかを正確に判断することが重要です。もし診断に自信がない場合にはトレーナーに相談するか医療機関を受診して下さい。

医療機関を受診した場合、まず局所の安静と場合によってはアイシングを勧められ、内用・外用の消炎鎮痛剤の処方を受ける事になると思います。しかしながら圧倒的大多数の患者さんは運動を続けながらの復帰を願っています。肉離れや靭帯損傷など明らかに故障がある場合には勇気をもって休養することが大切です。その際サプリメントを上手に活用すると復帰が少しでも早くなる可能性があります。
また明らかな故障部位が発見されなくても、痛みがある以上ケアーを怠ると故障に発展することになりかねませんから、その意味ではまず毎日のトレーニング後にマッサージオイルを使用することをお奨めします。
この製品は筋肉の走行にそって軽く塗りこむだけで筋肉疲労や痛みを軽減する働きがあるようです。お肌の弱い方にも安心して使用して頂けるよう非常に高品質な天然のエッセンシャルオイルのみを配合しています。香りも非常に心地よくアロマテラピーの応用と考えると良いかも知れません。

筋肉疲労・筋肉損傷に伴う筋肉痛であることが判明したならBCAA+アルギニンが基本になります。もしより効率的な回復を望むならグルタミンペプチドの併用をお奨めします。
また、筋肉内水分量の低下は大変大きな要因ですから、細胞内水分量を一定以上にすることが可能である、グリセリンローディングを併用することも、重要です。

不幸にして関節に痛みがあるならグルコサミン+コンドロイチン配合サプリメントをお奨めします。
関節軟骨の磨耗が最大の原因である場合が多くこの場合ヒアルロン酸の関節内注入(週1回程度)かサプリメント摂取しか原因解決には貢献できません。詳細は、関節軟骨は自分自身で再生しようを参考にして頂きたいと思います。
ただグルコサミン+コンドロイチン配合サプリメントは発売されている種類が非常に多く選ぶのに苦労します。
臨床試験で効果が確認されているのは60kgの人でグルコサミン1500mgとコンドロイチン1000mg以上配合されたものです。大半の製品は配合量が不足しており不幸にして効果を実感できない方が多いのも事実です。日本で行われた臨床試験では配合量が遥かに不足した製品で行われたため、効果が立証されていません。この配合量を満たした製品を根気強く摂取する事が、関節軟骨復活への最善策であることを納得して摂取を継続することが大切です。直ぐに効果を実感出来ないからと中止すると、意味がありません。最低でも2か月は継続しましょう。体重ごとの摂取量の目安は表で示しますが、朝晩5粒づつの摂取が基本になります。

症状が安定すれば夜5粒だけの摂取で十分だと思いますが、痛みがなくなったからと言って摂取を中止すると再発する可能性が高いので、予防の為と割り切って半量摂取を継続することをお勧めします。

関節周囲の腱付着部或いは靭帯の痛みを関節と思い込んで知る人が意外に多いのですが、この部位の障害である腱鞘炎や靭帯損傷に適したサプリメントはあまり発売されていません。この部分を補修する為にはコラーゲンを中心にヒアルロン酸やビタミンC・コンドロイチン・プラセンタ等が配合されているサプリメントがお勧めです。
コラーゲンはフカヒレ等に豊富に含有されていますが、18種類のアミノ酸でできている非常に大きなタンパク質である為、コラーゲン高配合食品を大量に摂取しても、体内で必ずコラーゲンに合成されるわけではありません。適当な大きさにペプチド処理されているものでなければ、コラーゲン合成に寄与できない事を理解してください。
また人体内の結合組織の潤い、粘弾性を獲得するにはコンドロイチンやヒアルロン酸が大きな役割を担っている事も忘れてはいけません。ヒアルロン酸は水和性が非常に強く体内ではタンパク質と複合体を形成して粘調な溶液やゲルを作り組織構造の維持・潤滑作用を担っています。水和力は6000倍といわれ、僅か1gのヒアルロン酸が水6ℓをゲル化する事が可能です。人間の体の潤いを保つ最大の物質と言えます。
実はコラーゲンの変性はヒアルロン酸不足に他ならないのです。私の推薦するサプリメントは成長ホルモンの分泌が最大となる睡眠前に5~10粒程度摂取するのがお勧めのようです。靭帯も腱も眠っている間に再生されるのです。そして体内組織が潤いをなくす事が故障の原因になるのであれば、細胞内脱水状態にならない水分補給法も重要視されるわけです。関節の痛みの場合も同様です。
詳細は水分補給の重要性を読んで頂くと良いのですが、細胞内水分量を一定以上に保ちことがまず第一であり、その上にコラーゲン・ヒアルロン酸で潤いのある結合組織を再生する必要があるのです。

また痛みが強い時に処方される非ステロイド性消炎鎮痛剤(NSAID)は、胃粘膜にとっては大敵です。急性胃炎や胃潰瘍、最近急増しているAGML(急性胃粘膜病変;重症胃炎)を起こす危険が多分にあります。
多少効果は劣りますが、サプリメントであるMSM(有機硫黄)配合製品なら、副作用がほとんど有りませんのでお勧めです。
私が使用しているサプリメントはMSM製造元のライセンス契約で作成された高品質製品なので安心して使用できます。痛みが強い時は朝夕5粒程度摂取するのが目安のようです。